「で??で??もうヤッた??」

飲んでいた
麦茶を口から勢いよく
吹き出す。

「お前きたねぇな。」

誰のせいだよ、くそっ。


「あのな、蓮司。
俺はお前じゃないんだから
付き合ってすぐ襲うとか、そんな事しねぇの。

無理矢理キスしただけで
怖がってたから。」


「聖が無理矢理キスって
珍しいな。」

すいませんね

「俺にだって
いろいろあんのよ。
蓮司と違ってな。」


「そーなの??
大変だね。」

めっちゃ人事かよ。


「俺てきに
流嘉ちゃんじゃなくて
いつも一緒に居る
ジュンちゃん??の方が
好みだけど♪」

蓮司の好みなんか
聞いてねーよ。

「はいはい。
わかったからもう帰れ。」

蓮司は「はぁ~~い」と
おとなしく荷物をまとめた。

「じゃ聖。また明日☆」

バタンッ

ふーやっと帰った~~。

・・・てか
早く明日になんねぇかな。