シオリの歩幅に合わせて、並んで歩く。




そんなことくらいしか出来ない。




俺は本当に、シオリを守れてるのだろうか。




思っているだけで、実際は何ひとつ役に立ってない。




シオリは俺のそばにいるべきなのだろうか。




でも、今の状態で離れると…




シオリが心配だ。




どうしたらいいか分からない。




何もできないかもしれない。




それでもやっぱり辿りつく先は…




守りたい




ただ、それだけ。