「え、えっと…」 いや、そこまで動揺しなくてもいいんじゃねーの。 「女なんだからさ。」 いくら幽霊でも、女だぞ。 そう言った俺に、さらに動揺する女。 「ででも、あたし…幽霊ですし…」 「そんなの関係ねーだろ。」 はぁとため息をついて、そう言った。 目を丸くする女。 そんなにおかしいこと言ったか? 俺の考えはズレてんだろうか。