「そ、爽麻っ学校は!?」




シオリがそんなことを聞いてきたから、寝ぼけてた脳が動き出す。




「…ダリぃ」




学校に行っても、楽しいことはねーし。




むしろ疲れるだけ。




「めんどいから行かない」




俺がそう言うと、シオリは驚いたようだった。




「ダメだよ!ちゃんと行かなきゃ」




何も知らねぇヤツが口出しすんなよ…。




「…何で?」




そう聞くと、困ったような顔をする。




「ごめんなさい…。」




泣きそうな目で謝って来た。




ちょっと言いすぎたか…?