リビングに戻って、ジュースを飲むシオリ。 その目はきょろきょろ動いてて、あるモノを見た瞬間、大きく見開かれた。 「え!?」 「…何」 まぁ、聞かなくても分かってるんだけど。 「あ、あの…聞いてもいいですか!?」 「……何を」 「高校生なんですか!?」 …やっぱりそれね。 そんなに驚くことなのか。 「今、何歳なんですか?」 「16」 「えぇ!!」 年齢と顔が合ってないのは、自覚してるっつーの。