「おっはよー!」 「…はよ」 「相変わらず眠そーだねー」 隣を歩く圭を睨む。 「…誰のせいだよ」 「ん?何か言った?」 「……」 昨日。 というか、正確には今日。 シオリがいなくなったあの後。 泣きやんだ俺に、圭がゲームしようと誘って来た。 仕方ないから付き合ってやった。