逆らいたくても、逆らえない。 時間はあっという間に過ぎて行く。 …つまり、シオリといる時間が減っていることを意味する。 俺達は何も変わらない。 いつも通りの毎日を送っている。 圭には全部話した。 辛そうだったけど、仕方ない。 「じゃぁな!」 「おー」 圭と別れて、家に向かう。 シオリは昼も家にいるから、迷子の心配とかはなくなった。