「ん…」




朝、目が覚めた。




あくびをしながら、ベッドを出る。




「……」




ふと視界に入ったのは、ぐっすり寝てるシオリ。




久しぶりで慣れてないけど、自然と頬が緩む。




「爽麻ぁ…」




「!」




名前を呼ばれてシオリの方を見る。




……寝てる。




あれ…じゃぁ今のは寝言?



おかしくなって、ひとり笑った。