《短編》決戦は2月14日

階段を下まで降りた時、腕を掴まれた。

ビックリして振り返ると先生がいた。


『ちょっと待て、言い逃げかよ。返事聞いたりしないわけ?』


何言ってるの?さっき振られたじゃん。好きな子いるって。

あっ、好きな子いるって聞いただけでまだ返事は貰ってないや。そっか、スッパリ、スッキリしたいよね。ハッキリ言ってくれて言いよ。


『俺さぁ…』

先生の言葉に答えが分かっていても緊張してしまう。


『俺、華乃ちゃんのこと妹が出来たみたいで凄く嬉しかった。無邪気で純粋に慕ってくれてて可愛いなぁってずっと思ってた。
いつもあの笑顔に癒されてたんだ。気がついたら5個も離れた中学生に引かれていたんだ。』