最後の1枚を読み終わる時には、ボロボロと涙が流れていた。



人があまり乗ってないバスで良かった。

人に見られたら、絶対変な目で見られてる。




ありがとう…

最後まで応援してくれてありがとう、豊。




私、豊の分も笑って生きるから。

二人分楽しんで生きるから。




気付くと見慣れた駅が見えてきた。



いつの間にか外は真っ暗だった。