その声にビクッと私は肩を震わせる。 秀にぃちゃん…恐いよ…? 今、目の前に居る秀にぃちゃんが私の知ってる秀にぃちゃんではないような気がして秀にぃちゃんの服の裾を軽く掴む。 すると、秀にぃちゃんは 「…もう大丈夫だ…。」 と言って秀にぃちゃんが着ていた上着を私にフワリとかけてくれた。 その言葉に何故かとても安心して泣きそうなのを堪える。 すると、今まで黙ってた庵が口を開いた。 「秀(しげる)は姫華の事、好き?」 ……………… 「はぁっ!?」