あなたの愛した世界。
わたしの愛した世界。
同じようで、あなたの瞳にわたしは映るのにわたしの瞳にわたしは映らず、わたしの瞳にあなたは映ろうとも、あなたの瞳にはわたしは映らない。
同じようで決定的に何かが違う。ずれている。
それがわたしには何なのか、まだ分からないけれど。
きっと人それぞれ、見えるものは異なっている。
だから人と人はぶつかりあうし、喧嘩をしたり苛めたり。
傷つけあうばかり。でも、何かがきっかけとなって人は変わる。
変わらない人もいる、そう言いたいの?
違うわ。
その人達には、今でも見えていないのよ。
人の、自分の、本質が。
生きる限り、人は傷つけあうけれど。
生きることは、辛いだけじゃないのよ。
自分が探せば、幾らでも面白いものは転がっているのだから。
あくまでこの世は、能動的に楽しむ場所よ。
わたし達が楽しみをつくるの。
そうしなくちゃ、楽しいことなんて訪れない。
そんな当然のことを忘れてしまうから、今あなたは悩んでいるの。
大丈夫。
わたしはあなたがそれに気づき、自分から改善し―
自分が楽しみを作れる側になれることを、信じてる。
出来ないなら、仲間と手を取り合って立ち向かいましょう?
あなたにも、必要としてくれる誰かがいるわ。
それは誰なのか。