「気持ちは伝えちゃったけど、それ以上は卒業してから!」 「・・・」 「卒業式が終わったら、図書館で会おう?」 なにも言えず、何度も頷くわたし。 「…渡したいものも、あるし・・」 渡したい、もの? 「先にみんなに見らちゃったけどね。」 ・・・? 先生がギュッと強く手を握り、立ち上がった。 わたしも引っ張られるように立ち上がる。