キーンコーン… 静まりかえっていた図書室に突然、チャイムが鳴り響いた。 ビクッと一瞬、震える身体。 次の瞬間、 わたしは先生の胸の中にいた。 「―――っ」 バクバクと破裂しそうな心臓。 わたしの耳が先生の胸にぴったりとくっついている。 あぁ、 先生もドキドキしているんだ。 なんだか少し、安心した。