「――― さっきも言ったけど、 あの場所からよく篠田を見てたよ。」 先生がグラウンドのサッカーゴール辺りを指でさした。 「初めて気付いたのは冬頃だったかな? 図書室を生徒が利用してるのって あまり見たことなかったからさ、 めずらしいな~ しかも篠田か~、みたいな。」 「それから、なんとなく ここ見るのが日課みたいになってたかも。」 ―――先生・・・ どうしよう 涙がとまらない。