「―――… 先生・・・入学式の日、あれが私だって覚えててくれたんですか・・・?」 「覚えてるに決まってるだろ!」 「…だって、そんなこと、今まで言ってくれなかった、じゃないですかぁ・・・」 なんだか嬉しくて、涙が滲む。 「…なぁ? 本当のこと言っていい?」 ドクン、と 胸が苦しくなる 「なんです…か?」 「・・あの日、俺めちゃくちゃ格好悪くなかったか?」 「…え?!」 思いもよらない言葉に目を丸くして先生を見た 「ものすっげ――――緊張してたんだって!」