朝から五月蝿い甲高い声。 「おっは~♪」 「おはよう」 レイとは、相変わらずの仲。 唯一の友達と呼べる存在。 大切にしたいと思う。 「零さんとラブラブ~な話聞かせてくださいよ、お嬢様♪」 ネタ帳を準備して、メモの準備万端のレイ。 ……ちゃっかりしてるんだから。 「別になんにもないわ…」 あたしと零の秘密の甘い諸事情。 たくさんありすぎて…… どれから話したらいいか分からない。 話すのも面倒だしね。 でもこれだけは言ってもいいかな。 あたしは、零のことが大好きです。