言葉を手探りで選ぶようにゆっくりと、零に話しかける。
「もう我儘なんか言わないから、戻ってきてよ…」
「一生のお願いだから…目……開けて……零」
いつからあたし……
零をこんなに必要としていたの?
好きで、好きで、好きで…
どうしようもないくらい好きで……
零が死ぬなら、あたしも死ぬ。
零がいなきゃ駄目なの……
あたし。
「零……愛してる、って…言ってよ………」
ひとつ息を吐いてから、零の唇にそっと自分の唇を重ねた。
そんなことしても……
無駄なのは分かってるけど。
でも、零なら……
零なら………



