「今の女子高生は、怖いですね…」 「零のやらしい顔が悪いんじゃない?」 キッと睨む。 変わらない相変わらず意地っ張りな私。 もう馬鹿みたい。 今から初デートだっていうのに…… 「申し訳ございません」 「別にぃ…」 ふてくされた私を乗せた車がゆっくり発進する。 家に向かっているらしい。 私服で……デートよね? 零の私服なんて見たことないわ。 本当に……楽しみ。 膨らむ妄想で、苛々もおさまってきた。 「零……」