ふんっとそっぽを向く。 もうお願いなんて聞いてやんない。 零なんて大嫌いっ! 「嗚呼、ちょっと度が過ぎてました? 申し訳ございません。」 ふてくされる私をよそに、零はなんだか楽しそう。 ………もう。 「もういいから、早く言って」 甘いわ……甘すぎるわ、私。 でも、零が喜んでくれるならそれでいいって思ってる私もいる。 「キス…お嬢様からしていただけませんか?」 妖艶に孤が描かれた口元。 キス……。 ま、脱ぐよりはマシよね。 キスも十分恥ずかしいけど……