100回目の愛してる。



「…なんで、泣いてんの」





秋はそれだけ言ってくいっと頰を触った指を見せた。





確かに秋の指を見れば、濡れていた。







「ああ、多分ドライアイ。」






そう言って誤魔化すように言えば秋は、少し考えてるような表情をあたしに見せた。







なんであたし、泣いてなんかいるんだろう。秋と全然喋れないから?

なんて考えていると秋はいつも通りあたしの前に行ってあたしの前を歩いた。






「ほら、帰るぞ」





秋は後ろを振り返って、あたしにそれだけ言って歩き始めた。







秋、本当に好きだよ。今すぐにぎゅって、後ろから抱きつきに行きたいくらい。







ちゃんと伝わってくれていればいいのに、なんて思いながらも、あたしは、秋の後ろをついて行った。






秋とバイバイして、家に着いて、明日の支度をする。







あー。秋とデート出来たらなあなんて、あたしは明日会う彼に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。








支度が終わって、一日が終わってあたしはすぐに寝た。





そして、すぐに次の日になった。