彼の手紙に書いてあった場所へ向かえば、彼は一人で立っていた。
顔も見たことない男の子で、多分先輩か、後輩だと思う。
けれど、整ったら顔をしていた。
「戸田さん、俺戸田さん初めて見た時から一目惚れして、戸田さんが好きです。付き合ってもらえませんか?」
顔を真っ赤にしながら、彼は言った。
あたしは、頭を下げて
「本当にごめんな…「返事は、今じゃなくていいので、落ち着いた時に返事下さい」」
あたしの声を遮り、彼は言った。
けど、あたしが好きなのは秋だ。
全然、振り向いてもらえないけれど。
「うん、わかった。ありがとう。」
と、一言あたしは言って、あたまを軽く下げた。
「戸田さん、俺のこと全然知らないよね?だから、近いうちどこか行きたいところ一緒にいこう。」
彼はあたしにそう言って、たしかに何も知らずに振るのは失礼だなと思った。
「わかった!じゃあ連絡先教えておくね。」
とあたしは携帯を出して、そのまま、彼と連絡先を交換して、終わってから再び昇降口に向かった。


