100回目の愛してる。


次の日、ひなと一緒に、学校に向かった。





「今日はあたしでごめんね、しおり。」


ふふ、と笑いながらひなが言う。




「いいのいいの!昨日から離れるって決めたんだから!むしろひなこそ、あたしでごめんね!」



と一言返しておいた。




下駄箱に着くと、下駄箱の近くで座っている人の背中が見えた。




まさか、と思って近づいて見ると、秋だった。




「ほら、栞いってこいって!」



って突然ひなに背中押され、秋の後ろのそばに行った。






「うわっ、」



急に押されてバランスを崩したあたしは、転びそうになって秋の背中に手をつくような形になってしまった。




「っ、ごめん!転びそうになった、、」



と、振り返った秋にそう言うと秋は




「おう。よかったな、転ばなくて」




とさらっと言った。




「なんで秋ここで座ってるの?あたし昨日、泊まり行くって言ったよね?」





とあたしが聞くと




「やっぱ朝、しおりがいない日は珍しくて、なんか変な感じした。」





と秋が少し眠そうにあくびをしながら言った。





ーーーードキッ





秋は本当にずるい。でも好きって言わないって決めたから。





「よく今日起きて学校来れたね、秋こそ珍しくない?」



と誤魔化すかのように、言う。






「おー、なんか寝られなかった。」







と秋が言う。



あたしは秋の言葉を待ちながら、上履きに履き替えるために準備をすると、ぴらっと、ま 一枚紙が落ちた。封筒だった。



なんだろうと思いながら、ちらっと開けてみる。