100回目の愛してる。







バレンタインって言っても、あと一ヶ月とちょっとはあるんだけれど、気が早いひな。










「…しおりは、何あげるの?」










わくわくしたような表情で、ページをめくる。











「…苦いやつ」








それに比べ少し素っ気ないあたし。












去年までは結構甘い生チョコとかあげてたけれど、今年は苦くする。






とびきりほろ苦く作ってやる。











「あれ…?葉川、苦いの好きだっけ?」









きょとんとしながら本から目を離してあたしを見つめた











「や、甘い方が好きだったと思う」