100回目の愛してる。


秋の背中はやっぱり見た目より大きくて、もっとずっと、たくましかった











ごめんね、秋。





その大きな背中に小さく呟いて、手を放した









「あきーーー!!
こんなとこじゃ風邪引くでしょ!」






さっきまで抱きついてた背中を掌で軽くパシパシと、叩けば。








「…しおり、おそい」








ちょっとハスキーのかかったような寝起きの声。







その声で名前を呼ばれるのにあたしは、弱いんだってば。








ドキッと、高鳴る心臓をおさえて秋の伸ばした手を、引いて立ち上がる。










好きって言えないのは、正直辛い








秋をみる度に、どうしてこんなに好きな気持ちが大きくなるんだろう。