100回目の愛してる。







「…ほら、起きた起きた!」










秋がいなくなったベッドのシーツのシワを直して、かけ布団を折り畳んでベッドの横にある、スクールバックを取って渡す








「今日はお弁当持ってきたから」








と一言加えれば "さんきゅ"と短い返事が返って来て







リビングまで行き、あらかじめ用意されてあるご飯を秋が食べ始めて、あたしは洗面所を借りて髪の毛をとかす








……これが中学生の時からのあたしの朝。









いつから何故あたしが秋を起こし始めたのかすら、あまり記憶にないくらい。












でも何だか唯一、頼ってもらえているような気がして、あたしは嬉しい。









「んー、用意出来た」









洗面所を出た瞬間、用意をし終えていた秋がバッグを持ちながら玄関で待っていた






"はーい"と返事してあたしも靴を履き、外に出た