100回目の愛してる。





勿論寝起きのあまり良くない秋はこれだけじゃ、足らない。






秋が寝ているベッドに近付いて、布団に丸まりながら寝ている秋を揺らして、声をかける







「…ん゙」








唸るような声を出しながら彼はこれでも起きないから







ぐっと腕に力を入れ、秋から布団を奪う









「ほら、秋、遅刻だから!」







ぐいーっとそのまま秋の腕を引っ張り、無理やり半分身体を起こして言う









「……ん、しおり」







あたしはこの寝起きの声でボケボケしながら呼ぶ声がたまらなく、好きだ








「はやく、おきて?」








なんて急かすようにあたしが言えば








"あいよ"と返事は返ってくるものの、全く、立つ気配は無くて仕方なく、また腕を引っ張りベッドから立ち上がらせる









秋はここまでしなきゃ滅多に起きない