「〜〜……んでね!秋が、パンくれたの!!」 と、教室に帰ってひなに事情を説明すれば 「っはいはいはいはい、わかったから! あなたが葉川を大好きな気持ちはよく伝わったわったよ!」 と、冷静にお箸をすすめるひなさん。 ――キラリと、 左手には、指輪が存在感をアピールするように光っている "でもさ"、とひなが話を続けた この次のひなの言葉が、あたしを変えた 「…そんな毎日毎日好きって言ってたら、慣れちゃうんじゃない?」