100回目の愛してる。




「ん、」



とあたしの目の前に2つのパンを差し出す。




「ありがとっ!助かった〜」





と、手元にあるお財布を開けようとすれば、





「いーよ、あげる

これで良かったでしょ?」





と秋の手によって、止められた。






「え、でも悪い………」





なんとなく、嫌な気持ちになってお金をだせば






「いーよ、そのかわり明日も起こして」






だなんて、秋が言うから秋を大好きな気持ちがまた、大きくなって





「秋、だいすき!」





って、言ってしまうんだ。




返ってくる返事なんて、わかってる




「あーはいはい」






予想通り流されてしまった