「「・・・」」

な..なんぁ話すことってないのでしょうかぁぁぁ!!!!

「深歌ちゃん好きな人いないの?」

ニコニコしながら聞いてくる先輩を私は天然だと思った。
いつも私愁先輩に精一杯告白しているんですが...

「いますよ...///」

「そっかー、もしかしてなんか悩んでる?」

うっ...鋭い...

「何でわかるんですか?
友達もわかんなかったんですけど...
悩んでるって程でもないのかもしれませんけどね...
やっぱりいつまでたっても振り向いてもらえないのは寂しいと思いまして...」

って...私なんで言ってしまうんだろう//

「深歌ちゃんみたいな可愛い子を好きにならないなんてどうかしてるよね~」

いや...正常だと思います。

「俺だったら別に気にしないな。
だって頑張ってアピールしてればいつかは振り向いてくれると思ってるからさ」

「...そうですよね。頑張ります!!!
・・槙先輩もしかして・・マキにいですか?・・ってそんなわけ・・」

「そうだよ?やっと思い出してくれた?
深歌ちゃんの近所に住んでたマキにいだよ。」

「やっぱり!でも...何で今思い出したんでしょう...
そういえば私小さい頃もこうやって相談にのってもらってましたね!!
だから思い出したんです!!」

「俺は忘れてなかったよ??」

う~ん信じたいけど信じれないあの笑顔(笑)

「マキにいって呼んでたのは小さいときだったから漢字があんまり読めなくて
槙をマキってよんでたんですよね。
すっごい懐かしいです!あれから槙先輩が引っ越してしまったから...」

「そうだよね。しかし深歌ちゃんが思い出してくれるとはね~。
なんか嬉しいな。じゃあ...パッパとお花見行く?」

「あ、はい!」

わぁ~あのマキにいがここに...
私も嬉しいです