先輩好きです!!

「あの...大丈夫ですか?」

「まぁ...なんとかなるって。でさ、何でこいつもいるわけ?」

「べ...別に居たっていいじゃんか!お前病人だからといって手加減はしねぇぞ?」

「あ、せ・・世羅ちゃん、落ち着いて。とりあえずそのグーの手を下に下ろしましょう」

この2人仲悪いんですか?
でも世良ちゃんギクシャクしてるけど...

「じゃあ...私はそろそろ帰るので...」

「え?あ..ありがとう。今日は」

「いえ、では...」

靴を履いて玄関を出ようとしたとき...

ガチャッ...

「ここが私の家だよぉ~」

「何回も来てるんだからわかるよ...」

「あ...愁先輩」

「え?あ...深歌ちゃん...とお友達...?」

「あ、きっと弟の彼女とかじゃなぁい?
どうぞ、早く上がってぇ。
私の部屋わかるよねぇ?」

「あ..わかった。」

先輩...付き合ってるんですか?

「深歌...行こう。八神!!
こんな可愛い彼女いて幸せだろ?
早く風邪治せよ!!」

「世良ちゃん!」

腕を引っ張られどこかへ連れてかれてる。
でも今愁先輩がいるところからはだいぶ離れてった。

「世羅ちゃん。世羅ちゃんって八神君の彼女なんですか?」

「ばか!違うよ。ただ先輩達見ててイラついたからこんなことい言ったの。
彼女居るなら居るって言えよって感じだよね!!
こんな風に深歌傷つけるなんて許さない!」

「世良ちゃん...私は大丈夫ですよ。
だって結果はやっぱりNOで振られてたんですから。
ここらへんでもう大丈夫です。じゃあ、ばいばい」

「うん、寄り道すんなよ!ナンパされちゃうから」

されませんって(笑)
先輩彼女居たんですね~アハハハハ・・私頭おかしくなったかもww