「でも、先輩!!好きです!!って時よりは
グッと来たぜ?」

そ・・そうですか・・。
でも結果NOですけど...

ビュゥー・・・

「あ...まってえぇぇぇ~!!!!」

わ・・私の大切な紙が・・鞄から出ていて風に飛ばされました~!!

ポチャン...

「キャー!!!川の中に・・・」

とっても大事なものだったのに・・。
私の不注意ばかりに・・。

「そんなに大事なの?」

「はい、先輩はただの紙って思うかもしれませんが、
私にとってとっても大事なものなんです。」

「じゃあ、ちょっとコレ持って。」

え?先輩・・これかばん。

ぼちゃーん!!!

「えー!!!せ・・先輩!!!」

「意外と浅いじゃないか・・。ホラッ、これファイルに入ってたから
中はなんとか濡れてない。」

「あ・・・ありがとうございます//」

「後、先輩じゃなくて、愁っつったろ?」

「愁・・ありがとう!!!!」

今・・上手く笑えたかな?
嬉しいのと、とっても先輩が好きっていう気持ちが混ざって・・。
気が変です。今までよりもっと好きになってしまいました。

「今の笑顔100点だぞ?って...俺何言ってんだろ//
ハックション!!や..やっぱり春に川はさすがにまだ無理だな。」

「あ・・このタオル使ってください!」

「サンキュー・・」

やっぱり、裏の方が素敵です・・・、先輩。