「優、起きて」 う゛っ何? 「とにかく起きて」 何?優香 「夜ご飯食べへんの?」 「迷惑だからいーよ。」 「夜ご飯作ってきたよ」 えっ? 「お母さんは?」 「いっつも飲みに行って 帰ってこないんだ」 「そうなんだ・・・」 「うん・・・」 優香はいっつも笑顔しか 見せないのに今は笑顔がない 「ねぇ、優香遊びにいこ?」 「どこに? 今、夜中の1時だよ。」 「いいからいいから」 そういって私は 優香の手をひっぱる 自分もどこにいったら いいか分かんないけど ひたすら歩いた。