紅蒼ノ魔女(仮)

残念ながら僕は馬鹿にされて黙っていられるような大人ではないんでね。


言い返させてもらいますか。



「僕は思ったことをそのまま口にしただけですので。

あと、貴方より育ちの良い者はそうそういらっしゃらないのでは?

あくまでもこれは僕の推測ですが。」


「なっ!」



顔を赤くするシュリアに内心、ざまぁみろと思いながらも、笑顔は崩さない。


リーシィは笑いを堪えている。



「貴方ね、!」


「まぁまぁ!

仲がよくていいわねぇ。」


「あはははっ

お喋りはその辺りにしておいて、今は食事を楽しもうじゃないか。」



この人達は優しいと言うより天然なのかもしれない。


それに今は救われた。


姫のくせに大声を出すんだから。


見た目的には位が高いかもしれないけど、中身的にはシュリア以上の人はきっと沢山いるね。



「失礼しました。」



謝ってから席につき、並べられたら豪華な食事をみんなで食べ始める。



「カイヒさん、傷はもう大丈夫なのかしら?」


「はい。

ありがとうございました。」



本当に大丈夫なんだからビックリだよね。


やっぱり魔女の力なのかな。



「そういえば、君はどこから来たんだい?

しかもあんな傷をおって。」



ゴホッゴホッ


口に含んでいた料理をつまらせてしまい、咳き込む。


ど、どうしよう…


これは答えられない質問だ。