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バンッ
周りの音にかき消されるほど小さい音だった。
辺りがなのに静まり返ったのは…
「魔力を込めすぎたかな?」
地面に穴ができたからかもしれない。
その穴を覗き込んでから目を見開き、口もだらしなく開けてこちらを見ている二人ねもとへ向かった。
すぐ側まで行って、とりあえず交互に顔を見た。
当然だが間違っていない。
少し距離を取り、銃を構えた。
銃が光りだし、弾を放つ。
その弾は片方の魔女…いや、魔者の剣を持つ右手に当たった。
パチンッといういい音がする。
「……って、いってー!?」
今度は力加減を成功したようだ。
見事に赤くなった。
あとで痣になるかもしれないけど、剣を向けた罰だ。
「まったく、何をやっているんだか。」
ふぅと呆れたように溜め息をつくと、セオが我に返った。
「カイヒ様!?」
「久しぶりだね?
大丈夫だった?」
「はい、大したケガは…ではなくて!」
「良かった、良かった。
で、クル。」
もう一人、自分の右手をふぅふぅして痛みを和らげようとしている蒼魔者に問いかける。
「君は何故セオに剣を向けたのかな?」
「そ、んなの、敵だからだろ!!」
「やりたくなかったことだったのに?」
「っ…!」
僕にはお見通しだよ。
なんて言ってみるが、その原因は僕にもあったりする訳で。
「さてさて…」
サッと一瞬でクルの背後に回り込む。
軽く魔銃を頭の横にあてた。
「おい!?」
「はーい、動かないでねー。
……大丈夫、撃たないから。」
最後の言葉は小さい声で伝えた。
すると信じてくれたのかおとなしくなった。
「皆様、今は戦争中だよ。
何のんきにしてるのかな?」
魔銃に魔力を流し始める。
といっても撃つためはなくただ光らせているだけだが。
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バンッ
周りの音にかき消されるほど小さい音だった。
辺りがなのに静まり返ったのは…
「魔力を込めすぎたかな?」
地面に穴ができたからかもしれない。
その穴を覗き込んでから目を見開き、口もだらしなく開けてこちらを見ている二人ねもとへ向かった。
すぐ側まで行って、とりあえず交互に顔を見た。
当然だが間違っていない。
少し距離を取り、銃を構えた。
銃が光りだし、弾を放つ。
その弾は片方の魔女…いや、魔者の剣を持つ右手に当たった。
パチンッといういい音がする。
「……って、いってー!?」
今度は力加減を成功したようだ。
見事に赤くなった。
あとで痣になるかもしれないけど、剣を向けた罰だ。
「まったく、何をやっているんだか。」
ふぅと呆れたように溜め息をつくと、セオが我に返った。
「カイヒ様!?」
「久しぶりだね?
大丈夫だった?」
「はい、大したケガは…ではなくて!」
「良かった、良かった。
で、クル。」
もう一人、自分の右手をふぅふぅして痛みを和らげようとしている蒼魔者に問いかける。
「君は何故セオに剣を向けたのかな?」
「そ、んなの、敵だからだろ!!」
「やりたくなかったことだったのに?」
「っ…!」
僕にはお見通しだよ。
なんて言ってみるが、その原因は僕にもあったりする訳で。
「さてさて…」
サッと一瞬でクルの背後に回り込む。
軽く魔銃を頭の横にあてた。
「おい!?」
「はーい、動かないでねー。
……大丈夫、撃たないから。」
最後の言葉は小さい声で伝えた。
すると信じてくれたのかおとなしくなった。
「皆様、今は戦争中だよ。
何のんきにしてるのかな?」
魔銃に魔力を流し始める。
といっても撃つためはなくただ光らせているだけだが。


