紅蒼ノ魔女(仮)

実際は頂同士、連絡を取り合っていた。


頂と頂の周りにいた私のような魔獣だけが知る事実。


蒼魔女の頂だったのが、シェト様。


ミィハ様とシェト様は仲間に慕われていた。


そして、大変仲が良かった。


だから、恋仲になるのはおかしくなかった。


ミィハ様とシェト様は頂をおり、今の頂へと移り変わった。


真実を伝えて。


新しい頂はもちろん反対した。


だけど、今まで表面上で仲が悪いと思わせてきたから、今更変える訳にはいかなかった。


しぶしぶ納得し、新しい頂にかわった。


ミィハ様とシェト様は隠れて静かに暮らし始めた。


私はお二人につかえることにした。


毎日を穏やかに過ごして、綺麗な笑顔を沢山浮かべていた。


2人は子供を授かった。


その子も無事うまれ、家族が増え、また幸せが増えると思った。


確かに増えた。


だけど、不幸も襲ってきた。


人間達が各魔女達を襲った、その情報が流れた。


ミィハ様とシェト様はすぐにかけつけた。


みんな、傷ついていた。


地面が赤く染まっていた。


「どうしたの!?

何があったの!?」


なんとか意識がある魔女にきく。


「…逃げ、て……ミ、ハ様…」


その後すぐに人間達の攻撃を受けた。


逃げるしかなかった。


子供を護るため、逃げないと。


魔女は治癒力が高いから消えた者はいない。


なんとか生きている。


「生きて!」


力を振り絞りミィハ様はバリアを張った。


その後に行った蒼魔女のところも同じ状況で。


シェト様も力をつかった。


逃げて、逃げて。


その途中で人間にやられた人間、サイリに会った。