「何、忘れたの?」 「机の中に…携帯忘れた…」 「アホか!!携帯忘れたら俺と話せないじゃん!」 「はいはい…待ってて?すぐに取ってくるから♪」 「ん…待ってる。」 ナツは、あたしを一回抱き締めてから壁にもたれた。 「んじゃ、行ってくる!」 あたしは、ナツの笑顔をみて走った。