廊下から足音が聞こえる。 きっと ハルだ。 「んじゃね。」 あたしは、廊下にでた。 ハルを求めて。 「優花!行くぞ。」 「うん♪」 あたし達は、寮に向かって歩き始めた。 今日から寮には2人。 あたしとハルだけが残る。 みんなは、家に帰る。 あたしも帰りたい。 でも ハルから離れたら… みんなに迷惑かけちゃった。 心配もさせちゃった。