夢を叶える妖精・・・。


妖精なんて、
物語の中だけの、
架空の生き物だと思ってたけど・・・。

ホントにいたなんて!



ちひろ「ねぇ、まるまるくん、
    一つ聞いていい??」


ま「なぁに?」


ちひろ「ホントに、本物の妖精??
    まさか、おもちゃなんかじゃ
    ないよね?」


ま「あたりまえじゃん!」


ちひろ「・・・。」


ガタンッ



ちひろはまるまるくんを
おもいっきりひっぱってみる。


ま「痛い、痛い、
  いたたたたた~っ!!」



まるまるくんはジタバタと暴れ、
床に転げ落ちる。



ちひろ「うそ・・・、
    ホントに本物の
    妖精だ・・・ッ!」



ま「だからいったじゃん、
  妖精だよ!!」



まるまるくんは少しスネた様子で
しぶしぶ話し始めた


ま「最初から説明するよ!
  ぼくは夢を叶える力を持っている、
  ミルクプリン味の妖精!!」




ちひろ「夢を・・・叶える?」


ま「うん。
  ちひろの夢はなに?」


私の・・・夢?
ってかそれより、どうしてコイツ、
私の名まえ知ってんだろう??