ちひろ「ただいまーっ!」

お母さん「あ、ちひろお帰り!
     夕飯できてるわよー!」

ちひろ「ごめん、後にする!」

お母さん「そっか、
     はやく食べなさいよ!」

ちひろ「はーい!」


バタバタバタ・・・。

私は一気に階段を駆け上がり、
2階にある自分の部屋へと
向かった。


バタン!

勢いよく扉をあけると、
そのまま机に向かい、
椅子に腰を下ろした。




ちひろ「来週のテスト範囲は・・・と。」


パラパラパラ・・・。


教科書をめくりながら独り言。



ちひろ「中学生にもなると、
    勉強もかなり難しいなぁ~。
    小学校は楽だったな~。」



コンコン。


ドアをたたく音が聞こえた。


ちひろ「ん、お母さん?」


お母さん「夕飯、持ってきたよ。」


ガチャッ。


そう言ってお母さんが
夕飯のハンバーグを持ってきたくれた。


ちひろ「ありがとう!」


お母さん「食べたら持ってきて。
     あと、勉強頑張ってね!」


ちひろ「うん!!」



バタン・・・。


ちひろ「・・・さて、頑張ろ~っと!」