それでも君が好き



背筋に冷たいモノが伝った。

今の侑祐さんは足がすくむくらい、怖い。



「嘘を付くな。」

「・・・ッ!!!」



返ってきた返事は冷たいモノだった。

返事されただけでも震える。




「俺に隠れてバイトしてんだろう?」

「・・・ッ!!」





予想外。

本当に予想外だった。

ここまで知られてるなんて…思ってもみなかった。