それでも君が好き




だって勿体ねぇじゃん?

滅多に見れないんだぜ?

そりゃー、撮るにきまってる!!









「奈由・・・ッ・・・」











名前を呼ぶ度、愛おしくてたまらなくなる。





こんなにも俺は奈由を愛しているんだ…。




そう改めて自覚した。

写真を撮り終えた俺は、そっと彼女を抱きしめてまたもとの眠りの世界へ戻った。