1ミリのキセキ

ミア「…うん。」


私は手で涙をゴシゴシ拭った。


それでも次から次へと溢れてきて…


唇を噛んでこらえた。


スタジオにあるギターに手をおく。


…息を整えて
チューニングを軽くする。


ミア「…歌うよ?」


アイカ「うんっ!」