1ミリのキセキ

汚く並べられた椅子の一つに愛華が一人で座っていた。


ミア「…何で?」


アイカ「やっぱり来た。
美愛は絶対来るって思ってたから。」


ミア「…根拠は?」


アイカ「無いよ。
でもね…。
私は美愛を信じてたから…。」


こいつ・・・
やっぱり亮汰に似てる・・・。


ミア「アンタ…
やっぱり本物の馬鹿だ。」


アイカ「…知ってる!」