リョウタ「もしもし?美愛?」


ミア「…もしもし?」


リョウタ「やっぱり明日までは出られないって…。」


ミア「…そっか。で…何だったの?」


リョウタ「…俺もよく分かんねーけど…
俺たちは今霊体だけの存在らしくて…
めちゃくちゃ苛ついたりすると感情のコントロールが出来なくなるんだってさ…


んで、俺ら死んでんじゃん?
だから、コントロール出来なくなると悪霊になるんだとさ…」


ミア「…ごめん。私のせいで…また…。」


リョウタ「…最後まで聞けって…。
悪霊化して戻ることはそうそう無いらしい…。

俺は美愛の歌が聞こえてきたから
元に戻れた…。

だから…ありがとな…?」


ミア「…馬鹿…。何で帰んなかったのよ…?」