…亮汰は…!?


亮汰は元に戻っていた。


パトカーの音が聞こえる。


パトカーが止まると警備員の格好をした人達が亮汰を連れて行こうとした。


リョウタ「俺、何が…。」


「君には私たちについて来てもらう。」


ミア「…亮汰に何するつもり…?」


「検査と事情聴取を受けるだけだ。明日には戻れるだろう。」


リョウタ「…。」


亮汰はパトカーに乗ってどこかに行ってしまった。


アイカ「美愛!すごい上手!私…感動しちゃった!」


ミア「・・・そう。」


アイカ「どうしてもバンド組みたくない??」


ミア「・・・なんで・・・そんなに・・・。」


アイカ「・・・ごめん。
私の自己満なんだ・・・。」


ミア「・・・?」


アイカ「私のせいで
いつまでもバンドが成り立たないから・・・。」


ミア「・・・。」


アイカ「みんなに迷惑かけてることも
美愛に押しつけてることも気づいてるんだ・・・。
ごめんね・・・。」


ミア「・・・別に・・・。
…帰る…。」


アイカ「そ、そうだね!」


私たちは帰った。