リョウタ「う゛…うわ゛ぁーーー!」


夜の街に叫び声が響いた。


…亮汰…苦しいんだ…。


また…私のせいで…。


私も傷が浅いとはいえ切った瞬間は痛みが走っていた。


…ムカつく…。


「おい!やべーんじゃね?」


「面白くね?」


「もっと切ったらどうなんの?」


私も我慢の限界だった。


ミア「痛てーよ…。」


「は?何?やっと喋ったの?」


ミア「…痛てーんだよ?」