でも、そんなとこも嫌いじゃないんだ。


空には星が輝いていて
真っ暗な闇に呑み込まれそうで…。


でもそれは本当は違っていて。
呑み込まれそうなんじゃない。


あんなにも輝いているんだ。


闇を切り裂いて。


どっかの誰かさんみたいに。


その瞬間
まるで当たり前にそうなる運命だったかのように
流れ星が流れた。