1ミリのキセキ

ミア「…。」


リョウタ「楽器はまだやってるんだな…。」


ミア「…。」


リョウタ「…無理に話せとは言わねーよ…。
でもあんまり…頑張りすぎるなよ?」


ミア「…頑張ってなんか…。」


リョウタ「まっいいや!
明日もここで待ってるからな~!
じゃ!」


亮汰の姿はすぐに見えなくなった。


…まさか亮汰に会うなんてね…。


私は家に帰った。


急に吐き気が襲ってきた。


気持ち悪い…。


しばらく私は吐き続けた。