1ミリのキセキ

北高?


確か最近喧嘩したばかりの高校だ。


亮汰に電話してみる。


出ない。


嘘でしょ…?


私は走った。


外は暑かった。


北高につく頃には陽が落ち始めていた。


「今頃登場かよ?」


「おっそ!
まあいいや。来いよ?」


私はそいつらについていった。


しばらく歩くと路地に入って行った。


ミア「亮汰!!」


亮汰はボロボロだった。


当たり前だ。
相手は20人くらい居る。